昔から履物屋には何故、傘も売っているのか?
店主の富田里枝です。老舗の和装履物店には、傘も扱っている店が多いです。何故なのでしょう?? 1970年代、1日に100本売れることもあった?!...
View Article『七緒 vol.74 2023夏号』
表紙の写真に辻屋本店の下駄を選んでいただきました 『七緒』さんには毎号、どこかしらで履物をご紹介いただいておりますが、今回の夏号も当店の下駄が何足も掲載されました。しかも、今号は表紙に!「小津映画とゆかたとおしゃれ」という特集で、小津安二郎監督の『浮草』をテーマにしたコーディネート。...
View Article若手歌舞伎役者の自主公演が続く浅草公会堂
このところ、若手の歌舞伎役者さん達が浅草公会堂を選んでくださる舞台が増えています。 昨年6月、中村鶴松さんの自主公演が大成功をおさめ、歌舞伎ファンの間で話題になりました。その際のブログはこちら https://getaya.jp/blog/20220606/ 浅草鶴松会...
View Article『夏の履物、夏草履も新しく入荷してます』
挿げ職人の小林です。七月に入り、まだ梅雨明けの声は聞かれませんが、ムシムシを通り越して、カンカン照りの一日も多くなってきました。 暦では半夏生(はんげしょうず) この時期に見られる半夏=カラスビシャクや、ハンゲショウの花にちなんだ雑節で、農事の一つの目安としてこの日までに田植えを終わらせて、ひと呼吸休みをとる時期ともされているそうです。 本格的に暑くなる前の一呼吸。今年も厳しい夏になりそうです・・・...
View Article『お友達から爽やかな藍染めが届いたので、鼻緒に仕立てちゃいました』
挿げ職人の小林です。そろそろ、初夏の声も聞こえるなか、目に爽やかな正藍染の鼻緒が入荷いたしました。 東京の山の水で染める「正藍染」 東京の西の端っこ、日の出町東京の山の水で藍を建て、東京の山の水で洗い、ゆっくりと時間をかけて染める本建ての藍染工房『正藍染つつみ』の藍染めで仕立てました。 藍染工房「正藍染つつみ」 こちらの 『正藍染つつみ』...
View Articleニッポンのポン #30【焼き鳥】
今回のテーマは「焼き鳥」。「焼鳥の父」と呼ばれたレジェンドを祖父に持つ(株)鮒忠の副社長 安孫子由実さんを下駄屋BARスタジオにお迎えしました。8月10日を「焼き鳥の日」と制定したのも、そのおじいさまだそうですよ!今や庶民にとってお酒のお供に欠かせないメニューであり、居酒屋や大衆酒場には必ずといっていいほどありますが、そのきっかけとは…?(株)鮒忠 公式ホームページ...
View Article【大吉原落語まつり】に浴衣でお出掛けしました
かつて新吉原遊郭があった街で先週末、落語のイベントがありました。昨年「浴衣で隅田川散歩<落語編>」でお世話になった落語弁天こと飯田ひとみさんと、吉原商店会の皆さんが企画された大イベントです。「ホテル座みかさ」「金村」「西徳寺」の3会場で、人気落語家さん達が高座に上がりました。...
View Article『好きだから〜、は大事なモチベーションです』
夏!!!青い空、青い海、白い砂、眩しい太陽そんなシーンが浮かぶ季節がやってきます。 遠く離れていても、なぜか南の島の情景が浮かんできませんか?そう、日本の南、沖縄。日本の中でも、独自の歴史を歩んできた土地や人が育んだ文化。そんな背景を持った布にも、色や柄に独特な特徴があり、惹きつけてやまない魅力があります。...
View Articleニッポンのポン #31【民謡】
今回のテーマは「民謡」。ゲストは、あの吉田兄弟もここで育ったという民謡ファンには有名な浅草の民謡酒場「和ノ家 追分」の女将、服部章代さん。かつて、東北や北関東からの東京玄関口として賑わった上野・浅草には、故郷の懐かしい歌が聴ける民謡酒場もたくさんあったそう。そんな民謡酒場も今では数少なくなりましたが、その中で抜群の活気を呈しているのが民謡酒場「和ノ家 追分」。 公式ホームページ...
View Article【2023/8/30~9/4 催事出店】鹿児島 山形屋 大江戸のれん市
2023年8月9月 鹿児島 山形屋の催事に出店いたします 2023年 8月30日(水)~ 9月4日(月)鹿児島 山形屋 本館6階催場にて開催されます「大江戸のれん市」に出店いたします。江戸東京を代表する老舗の味と職人の技が一堂に会し、歴史ある江戸東京の魅力を紹介する催事です。 鼻緒挿げ職人がお伺いします 催事会期中、会場には辻屋本店の挿げ職人、小林が常駐いたします。初出店の南九州...
View Articleニッポンのポン #32【伝統野菜】
今回のテーマは「伝統野菜」。ゲストは、”愛の野菜伝道師”として、全国各地の伝統野菜と農家・関係者の支援に全力で取り組んできた小堀夏佳さん。愛する野菜の普及のため、ネーミング~PR活動、自治体や研究者との連携など精力的に活動を続けてきた小堀さん、昨年2022年の8月31日「野菜の日」に「日本野菜テロワール協会」を設立しています。...
View Article履物labo《はきものがかり》研究員募集!
辻屋本店ではこの度、着物を愛する皆さんと共に、現在の履物事情、そして履物の未来について意見交換する場として「履物labo《はきものがかり》」を開設します♪ 楽しみながら和装履物の研究、ご一緒しませんか?...
View Articleニッポンのポン #33【琵琶と平家物語】
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」でおなじみの平家物語ですが、お能、歌舞伎、文楽、講談、落語、浪曲など、様々な日本の伝統芸能の元ネタになっています。平家物語とはどんな物語なのか、それを全国に伝えた琵琶法師はどんな存在だったのか!?ゲストは、筑前琵琶奏者の髙木青鳳さん。2018年に日本琵琶楽コンクールで第一位、つまり日本一の琵琶奏者に選ばれている実力派。...
View Articleニッポンのポン #34【葱(ねぎ)】
今回のテーマは<葱>。ゲストは浅草で5代にわたって続く創業138年の葱業者『葱善』さんです。 『浅草葱善』 https://negizen.co.jp/下駄屋BARには、葱善 専務取締役...
View Article【2024/1/10~1/17 催事出店】「第34回 大江戸展」北九州 小倉井筒屋
2024年1月 北九州 小倉井筒屋の催事に出店いたします 2024年 1月11日(水)~17日(水)北九州 小倉 井筒屋 本館8階催場にて開催されます「第34回 大江戸展」に出店いたします。江戸東京を代表する老舗の味と職人の技が一堂に会し、歴史ある江戸東京の魅力を紹介する催事です。 鼻緒挿げ職人がお伺いします...
View Article【履物laboはきものがかり】第1回 開催報告
皆様はじめまして。この度、4代目女将・富田里枝氏より、辻屋本店「履物labo はきものがかり」の事務局を任命いただきました、しずこと申します。これから隔月で開催される「履物labo はきものがかり」の活動報告をお届け致します。どうぞよろしくお願いします。 ~え?履物laboって何???そう思われた皆様へ~...
View Articleニッポンのポン #35【佃煮】
今回のテーマは<佃煮>。ゲストは浅草橋にある創業160年以上の老舗「鮒佐」の大野真徳さんです。 『鮒佐』 https://www.funasa.com/index.html...
View Article初代国立劇場×辻屋本店 上敷雪駄 / 初代国立劇場さよなら記念メモリアルグッズ
国立劇場の記憶をお手元に 伝統芸能の拠点として1966年に開場した国立劇場は、老朽化により建て替えられることになり、2023年10月末をもって閉場されました。数々の名舞台が繰り広げられた初代国立劇場の思い出を伝統芸能ファンに届けるプロジェクトとして、メモリアルグッズが登場しました。使用されていた思い出の品々をリメイク、あの場所の特別な記憶を思い出せるように毎日使える一足です。...
View Article【履物laboはきものがかり】第2回 開催報告
辻屋本店「履物labo はきものがかり」の事務局、しずこです。今年も残すところあと少し。温かい日が続き師走感が薄いかも?そんな12月のある日。履物labo はきものがかりの研究員の皆様が辻屋本店履物ギャラリーに集合しました。2回目という事で既にもう和やかな雰囲気の皆様。お互いの着物や履物のコーデを撮り合ったり、聞き合ったり。今日はどんなことをするのだろう?という期待とともに、研究のはじまりはじまり。...
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